Proxmox上でバックアップ用ストレージとして運用しているXigmaNASにディスクを追加します.
PVEでのディスクの割り当て
以下の画面のようにディスクを割り当てます.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-001-2-1024x304.jpg)
XigmaNAS側での設定
この後,XigmaNAS側で設定を進めていきます.追加したディスクにZFSプールを作成するまでを説明します.
追加ディスクをXigmaNASの制御下に置く
XigmaNASへ管理者権限でログインし,ディスク > マネージメント > HDD 管理を選択します.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-002-1-1024x425.jpg)
上記画面の+をクリックします.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-003-1-1024x458.jpg)
上記のようにプルダウンメニューから追加されたディスクを選択し,画面下の「追加」をクリックします.プルダウンのディスク一覧は未使用のものが表示されます.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-004-1-1024x516.jpg)
変更を反映するために,「変更の適用」をクリックします.ステータスがオンラインであることを確認して次のステップへ進みます.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-005-1-1024x455.jpg)
HDDのフォーマット
つづいてHDDのフォーマットを行います.ディスク > マネージメント > HDD フォーマットを選択します.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-006-2-1024x291.jpg)
ファイルシステムで「ZFSストレージプール」を選択し,追加したディスク「da2」にチェックをつけ「Next」をクリックします.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-007-1024x347.jpg)
GPTパーティションにZFSを作成にチェックし,「Next」をクリックします.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-008-1024x337.jpg)
上記の画面が表示されますので「フォーマット」をクリックします.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-009-1024x563.jpg)
メッセージが表示されフォーマットが完了したら「OK」が表示されますのでクリックします.これでHDDのフォーマットは完了です.
ZFSの設定
ここからはZFS関連の設定を行っていきます.
仮想デバイスの設定
ディスク > ZFS > プール > 仮想デバイスを選択します.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-011-1-1024x262.jpg)
つづいて+をクリックします.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-012-1024x360.jpg)
仮想デバイスの名前として「vdisk20」,4KBラッパー (nop デバイス) を作成するにチェックを入れ,概要は空白,デバイスリストのda2にチェックをいれます.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-013-1024x365.jpg)
すると画面上部のグレーアウトされていた部分が選択できるようになります.今回は「STRIPE」をクリックします.すると,
Do you want to create a striped virtual device from selected disks?
と聞かれますので,「OK」をクリックします.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-015-1024x340.jpg)
変更を反映するために「変更の適用」をクリックします.これで仮想デバイスの作成は完了です.
プールの作成
ディスク > ZFS > プール > マネージメントを選択します.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-016-1024x258.jpg)
+をクリックします.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-017-1024x401.jpg)
プール名を「pool20」,マウントポイントに「/backupstorage/pool20」,仮想デバイスリストのvdisk20にチェックを入れ,「追加」をクリックします.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-018-1024x401.jpg)
変更を反映させるために「変更の適用」をクリックします.
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-019-1-1024x336.jpg)
![](https://yo7612.com/wp-content/uploads/2022/06/xigmanas-disk-020-1024x272.jpg)
上記のように状態がONLINEであることが確認出来たらプールの作成は完了です.
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