Proxmox Backup ServerをPVEのVM(OVMF(UEFI))上にインストールする

Proxmox Backup Server(以下PBSと略)は単体のPCへの導入が推奨されている。ただし、このほかに３つの環境にインストールできる。今回は、その中のひとつであるPVEのVM上にインストールするときのメモ。

VMの作成(2023/11/22修正)

当初VM作成時に「BIOS」の項目をOVMF(UEFI)にすると、PBSのISOイメージからブートできなかったので仕方なく「SeaBIOS」でインストールしていた。

ところで、他のソフトでSecure Bootを無効にする必要があるとの情報があったので、もしかしてPBSでもそうなのかと思い試してみると…

OVMF(UEFI)に設定した場合でも、Secure Bootを無効にすることにより、PBSのISOイメージからブートすることができた。

PBSの設定

公式ドキュメント参照。

QuadStor VTL

オープンソースでVTLをエミューレートするソフトがあるらしい。商用ソフトだとストレージ容量で課金されていたがこのソフトはどうだろうか。別記事で説明する。

squidの設定

squid経由でアクセスする場合は、以下の設定を行う。

/etc/squid/squid.confの以下の行に8007を追加する。

acl SSL_ports port 443 8006

acl SSL_ports port 443 8006 8007

つづいてsquidを再起動する。

# systemctl restart suiqd